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月別アーカイブ:2020年08月

過去の転職成功体験を過信しない!毎回失敗する人の典型的な特徴

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転職が一般的になりましたが、それでも私のように何十回も転職する人は稀。

せいぜい会社員のうちに2回か3回すれば、多いと言われるのが実際のところ。

しかも年齢が上がれば上がるほど難易度が上がっていくので、過去の転職をしたからと言って経験値が溜まっているわけではありません。

ついつい過去に成功したからという成功体験を持ちだして過信してしまいがちですよね?

結局のところ、転職の難易度は需要と供給のバランスから来るもの。

求人数が多く転職者が少なければ転職者有利に動きますし、求人数が少なく転職者が多ければ求人企業有利に動くだけ。

この理屈が分かっているか否かで転職が成功するか失敗するか変わってきます。

現実から言うと9割方自分の能力を過信しすぎて、ありがちな需給バランスを見誤ってしまう。

20代で転職した時はさほど苦労しなかった方が多いのでないでしょうか?

そういう実体験があるから、30代でも同じように楽勝だと考えドツボにハマる方を何人も見てきました。

同じ20代と30代ではまるで難易度が違いますし、同じポジションを狙っても30代が採用される確率はグッと下がります。

それは何故かというと、20代が求めてらているのは将来性であり、30代が求められているものが経験とスキルだから。

私も特に企業研究せず若さに任せて転職を繰り返しましたが、流石に30代は若さだけでは無理でした。

いかに自分が御社にとって有用か?どれだけ貢献できるかを実体験を交えてアピールしなければ、興味を持ってもらうことさえ難しいのではと考えています。

それに加えて自分を売り込むアピール力は絶対に必要。

人見知りする私にとって面接は最大の難所であり、仕事に自信はあっても自分を売り込む能力には全く自信がありませんでした。

私と同じジレンマを抱えた30代は、特に面接の場において苦労するのではないでしょうか?

だからと言って誰も助けてはくれません。

場数を踏んで面接ノートを付け、毎回自分の何がいけなかったのかフィードバックしていかなければなりません。

もし自分だけでトライ&エラーするのが億劫なら、転職エージェントにひとことお願いしてみてはいかがでしょうか?

はいそうですか!とすぐサポートしてくれるエージェントは少ないかもしれませんが、あなたが面接を通過しないことには売上に直結することはありません。

そういう意味で「自分が面接に通過しなけば御社の利益にも繋がらない」旨伝え、模擬面接の場を設けてもらってください。

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ポータブルスキルがモノをいう?コツコツできる人が最後には勝つ法則

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数年前までの日本企業は新卒採用して、30代頃までに管理職や経営幹部になるべき社員を選別するのが常でした。

20代で現場をOJTして30代になるまでリーダーを任せて、大役を任せられる人物かいなかのジャッジにかけられ、選別に通った社員を優先して育てていく流れでした。

そういう背景があったため、30代の中途採用者は受け入れられない体制がありました。

プロパー社員と同等の経験とスキルがあるにもかかわらず、同じように出世コースに乗せるわけにもいかず、結局は選別に漏れた下級社員で代役を使うしかありませんでした。

しかしリーマンショック以降、新卒採用そのものが減少したのは、団塊の世代の大量退職や従来の人口バランスが完全に崩れたことによって、従来のセオリーが通用しなくなってしまった。

本来、20代で色々経験させておくべきなのに、管理職候補の選別そのものが不可能。

もっと言うと、企業の業績が右肩上がりであればバランスが崩れても、無理にでも従来のやり方を押し通せたかもしれませんが、右肩下がりな絶望の中では贅沢できる企業はほんの一握り。

せっかく採用した新入社員たちも、経験を積んだらさっさと転職してしまう世知がない世の中になってしまいましたよね?

そういう危機的状況で、企業は時間と膨大な費用をかけて新卒者を育て上げるより、外部の人間を採用して組織強化するいわばアメリカ式が当たり前になっているのです。

年齢が低くても培ってきた経験とスキルが自社好みであれば、積極的に採用する方向に確実に流れています。

この傾向は逆行することはありませんし、今後ますます実力のある会社員だけが内定をもらい続け、たいして努力を続けてこなかった中下級社員の転職は厳しくなるものと予想されますよね?

経験やスキルとひとことでいいますが、仕事そのもののスピードや段取りだけでなく業界や職種を超えて活躍できる、いわゆるポータブルスキルを学んでおくことが重要。

日々の業務をコツコツとこなすなかで改善したり発想の転換を行ったりしていくべき。

短時間で習得はできませんが、未来のため努力を続けてみましょうね。

自分は何屋さんなのか考えてキャリアプランを立てていくのがコツ

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新卒ってだいたい総合職として採用されますよね?

最初の数か月で複数の職場研修を行い、いわば万能型な人材に育てていくのが日本特有の文化。

いろいろチャレンジしていくうちに、結局自分が何者だったのか?どういうことをしたくて入社したのか分からなくなることがありますよね。

ゼネラリストを育てること自体何の問題もありませんが、どうしてもキャリアが複雑怪奇に入り組み職場に順応できない人たちはドロップアウトしていくしかありません。

早い段階で組織の意を汲んで、職場の理想とする人物に向かってひた走れる人であれば、それなりの成果を出して30代になるころにリーダーや係長クラスになれるはず。

それこそ優等生であれば、社内での地位を確立して給料も上がる。

表向きには既に年功序列制度は崩れ去っていますが、日本ではまだまだ根深く残っている印象が強いですね。

結局は、在籍期間に応じたお疲れ様的な加算点が残っていますし、評価制度そのものが180度変わることはありませんよね?

そんな中で、事務仕事を経験する、営業部隊に配属されてみる、製造も体験していくと、どれかを選択する機会が訪れますが、自分にはどの職種が一番性にあっているのか判断が付かない。

それりゃそうです、自分なりに頑張ってみたつもりでも10年も働いていないあなたたちが「自分はいったい何者なのか?」考える余裕はありませんし、理解できるとは到底思えません。

私のように20代で散々ジョブホッパーやって、いろんな業種を試して右往左往した人間であれば、だいたいは自分の適職、天職というものが分かってきます。

どこの職場も中途半端な状態に放り出して逃げ出してきましたが、それでもヤリガイと感じた職場はいくつかありました。

自分では人見知りをして人嫌いだと思っていましたが、実は部下思いで色々相談に乗ることが自分の生きがいではないか?と考えさせられる場面に遭遇することができました。

最初は思い込みでも構いません。

自分が心地よいと感じた瞬間・場面を思い出してみてください。

その中に天職となる職業のヒントが隠されているかもしれないのですから。

過去にこだわる人が内定をもらえない理由はニーズを探ろうとしない

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世の中ビックリするぐらい優秀な人がいるので嫉妬してしまいます。

20代で管理職とかウラヤマしすぎる転職者がいますが、そういう超がつくほどのエリートに限ってなかなか内定が出ないのは未来の自分を語れないから。

書類選考では一体どんな人物なのか?どんなに優秀な人物かと期待するものの、面接でお会いすると期待外で残念なケースです。

履歴書類は多少盛ってて当然ですが、だからと言ってとにかく過去の栄光にしがみついていてはダメ。

ましてや30代になってそこそこの人間が、自分の偉業を語り果ては人生論を語り始める。

意地悪な言い方をしてしまうと、自分に酔っているタイプの人。

もちろん私たちは、これまで積んできた経験とスキルを発揮してほしいと考えていますが、過去に縛られている人たちから何故うちの会社に面接に来たのか?この職場でどういう人物に成長していきたいのかが見えません。

30代が即戦力として向かい入れられるのはもちろんですが、採用者は同じ職場でやっていけるのだろうか?と心配するのです。

これは大企業・有名企業出身者に多いのですが、キラキラした自分ストーリーを語りすぎて「当社には向かない人物」と捉えられることがあります。

いわゆるオーバースペック不採用という残念な落ち方です。

オーバースペックで落とされ続ける人は、自分はどこの誰よりも優秀なのに何故なんだ?と羨ましい悩みを持っていますが、おかしいと思ったらキャリアコンサルタントなり転職支援会社なりに駆け込んでみるべき。

本来は採用されていたはずなのに、このような不本意なお見送られ方をしないためには、自分のキラキラストーリーを何がなんでもアピールしつくすのではなく、相手のニーズが何なのか探る能力を鍛えるべき。

募集要項に書かれてある求められる人物像から、ニーズを読み解くことは十分可能。

まずは自分が如何に優秀な人間なのかをアピールするのではなく、これまで自分が経験してきたことと、相手企業が求める部分がないかを見極める修行をしたほうがよいですね。

未経験でも活躍できる人の特徴!これまでの経験スキルを使い倒そう

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狙う業界や業種を少しズラせば、思った以上に応募できそうな求人が見つかって歓喜することもありますよね?

そこからすんなりと応募→面接→内定を駒を進めることができればいいですが、なかなかうまくいかないことがある。

そんな場合、やはり完全に未経験の業界や職種を次の一手として控えさせておくのが転職の基本。

私は40代で介護医療業界に飛び込みましたが、全くの未経験で介護士として新しいキャリアをスタートさせる人も多かったですね。

未経験ながらもこれまでの経験やスキルをフル活用できている…、そこで成功している人達には共通点がありました。

30代の中には、今までに経験した業界や職種でないとキャリアが活かせないと、応募する求人すら見つけられず絶望している人が多いですが、キャリアの棚卸をしてみると意外にも様々な職業に就けることが分かります。

人間は自ら自分の可能性を狭めてしまう生き物なので、キャリアコンサルタントや我々のような転職支援サービスの人間に未知なる可能性を広げてもらうべき。

これまでの専門性を高めていけば、プロフェッショナルへ一歩近づくことができますが、コミュニケーション能力や段取り力はどこの世界に行っても通用するもの。

独りで仕事を組み立てる職業を除けば、みんな何かしら人との繋がりで成り立っているのが仕事というもの。

同業界・同業種に転職できれば一番幸せかもしれませんが、ポータブルスキルを遺憾なく発揮することができれば、意外に活躍できる天職が見つかるかもしれません。

先入観があるがゆえ、本来あるはずの選択肢を潰してしまっている転職者がほとんどで、自力で自らの可能性を発見できるタイプの人は極わずか。

自分には総務職しかない製造業しかありえないと、自らの行動範囲を狭め、結果的に応募者の多い人気求人にばかり応募して勝手に消耗していました。

こんな私を救ってくれたのはひとりのキャリアコンサルタントでした。

私との面談を通じて、話好き、聞き上手、高齢者に好かれるタイプとの結論を出した彼が紹介してくれたのが、とある高給な有料老人ホームの総務職でした。

応募した当初は、介護業界は怖いところだと先入観ありありでしたが、いざ入職してみると確かにギスギスした人間関係もありましたが、それ以上に私の心を癒してくれたのがご高齢者様との交流でした。
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